大空にただよう雲を見るのが好きで、こどもたちとイメージが重なることが多いと感じていました。
雲は見る人によってなんにでも見えると思います。
ソフトクリームやわたがし、動物、
そして単に雨が降りそうでいやな存在など。
こどもたちも、見る人によって、なんにでも見え、こどもたちの個性を、ある人は長所に、ある人は欠点に、ある人は障がいに
・・・同じ形をしているのに・・
こどもたちの個性がどのように見えるかは、見る側の大人や社会の問題だと思います。
雲は少しずつ形を変えていきます。
こどもたちの成長も少しずつだと思います。
こどもたちは、大空に堂々とした自信に満ち溢れた入道雲になることもあれば、
上手くいかなくなり、雨雲になり、大雨を降らすことも、雷を落とすこともあると思います。
しかし、止まない雨はなく、雨がふったあとにこそ、美しい虹をかけることが出来ると思います。
こどもたちには、雲のように少しずつ形をかえながら、
ときに雨をふらしても、そのあとには美しい虹をかけ、自分だけの特別な形になって、
ひろい大空を漂ってほしいと思い、クリニックのロゴマークにさせていただきました。